大垣市内の住宅に急行しトイレつまりを解消

大垣市は濃尾平野奥部に位置する市街地エリアと、鈴鹿山脈の緑が豊かな西部の飛び地とで構成される珍しい市です。私達が活動するメインエリアは当然前者となり、人口も多くトラブル解決依頼を受ける頻度も高めです。
濃尾平野特有の酷暑が堪える8月中旬某日、午前の巡回を終え車内で休憩を取っていたところ、スマホに受付からの急な連絡。市内の住宅に住むお客様から「急なトイレつまりを直して欲しい」との依頼を受け、10分程で現場に到着しました。お客様のお宅は築10年程度の2階建て住宅。外壁も門構えも新しく、親子4人という家族構成でした。
つまってしまったというトイレは1階手前にあり、朝の使用頻度が最も高いとの事。トラブルも朝突然発生したらしく、現在は2階のサブを使っているとの事でした。中に入り便器を見ると、まだ濁った排水が漂い水位は高止まったままの状態。このままでは点検や作業がし辛い為、一旦止水栓を止めて溜まった水を抜きました。
詳しく伺うと「親子が立て続けに使った為、トイレットペーパーがつまってしまったかも。異物を流した記憶は皆一切無い」との事。トイレ設備も新しく漏れ等のリスクも少ないと判断し、ローポンプを投入し早期の解決を図りました。
トイレを始め排水口の面積が大きく、また異物の内容が比較的柔らかい場合、高圧により一気に破砕・押し流せるローポンプは非常に頼りになります。便器にしっかり押し当てレバーをストロークさせた結果、10分以内にポコポコという異音と共に抵抗感が消え、全て押し流す事に成功しました。
その後何度か排水を繰り返しましたが、支障は一切無く問題は無し、また普段から清掃がしっかりしている様で臭いも全く気にならず、簡単な点検のみで作業を完了させる事が出来ました。作業時間は30分弱といったところ。当初はかなり慌てていたお客様も、すっかり落ち着きを取り戻し安心した様子。丁寧な感謝の言葉を頂きこちらも嬉しい気持ちになりました。
トイレつまりはちょっとした油断から起き易く、あっという間に溢れそうになるのでつい慌ててしまいます。先ずはラバーカップ等で冷静に対処し、どうしても解決しなければ速やかに業者に依頼するのがベストです。