土岐市の一軒家にお住まいの方から、「トイレの水が少しずつしか流れないので、修理してほしい」との依頼を受けて、現場にお伺いしました。現場に着くと、2階にある問題のトイレにお客さまが案内してくださいました。排水の状態を確かめるべく、レバーを回して水を流してみると、便器の縁ぎりぎりまでいったん水位が上がって、その後にじわじわと数十秒かけて水が流れてゆく様子が観察されました。水の流れ方が正常とは明らかに異なる状態でしたので、お客さまに何か物を落とされていないかをお尋ねしたところ、心当たりは特にないとのお返事でした。確実につまりを解消できるトイレの着脱作業と、より簡易なポンプ作業の2つの選択肢を示したところ、トイレの着脱作業をご希望されました。タンクや便器に溜まっている水をすべて抜いてから、慎重に便器の取り外しを行います。ナットやねじを外して便器を取り外すと、予測していた通り、物が詰まっているのが見つかりました。排水管とトイレを接続する部分に、トイレのお掃除用シートが詰まっていたのです。お掃除用シートを取り除いて、トイレを元通りにセットしてから、流水確認をしました。レバーを回してみると、作業前とは全く異なり、スムーズに水が流れてゆきました。水の流れるスピードが速くなり、水位が上がるといったトラブルも解消されていました。トイレのお掃除シートは、水に流せるタイプと流せないタイプがありますので、お客さまに使用されているものを見せていただいたところ、水に流せるものを使用されていました。トイレのお掃除シートは、一般家庭のトイレのつまりの原因としては、比較的よく見られるものです。水に流せるタイプであっても、複数枚を一度に流すといった使い方をされると、つまりの原因になってしまうことがあります。水に流せるタイプであっても、お掃除シートの取り扱いには注意が必要であることをお伝えして、現場を引き上げました。
施工日 | 2024年04月12日 |
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エリア/担当店舗 | 土岐市 |
症状 | トイレつまり |
お見積もり料金 | 23,000円 |
施工料金 | 23,000円 |
施工時間 | 2時間 |
使用年数 | 36年 |