高山市から洗面台のつまりトラブル

高山にお住まいの方から屋内の洗面台のつまりにおいてのお困りごとを受けました。夏のシーズンとあり、山間部である高山も雪からは逃れていましたが、建物が相当古い木造家屋、一軒家です。水回りも近年ではリフォームはされておらず、使用されている洗面台などの物も相当古い印象でした。洗面を使うたびに水の流れが遅くて大変使いずらいという点、ついに水の流れが何処かで詰まってしまうという点を家主から聞いてから現場の点検へ入りました。どうも排水管のS字の工事に問題がありそうと考え、排水管の掃除後に水をながしてみたところS字部分での水の流れが相当悪いように見えました。水が流れにくい高さで調節しており、これは素人でも疑問に思うのではないか？というような排水管の設置状況でした。どうもそこで、排水の水が留まっているような印象を受けました。S字工事の際の不手際については、家主へ直接的な表現で「一般的にはこのようにはしませんよ。」と伝えている業者も存在していますが、家主の方から尋ねてこられない以上は良いとは言えない施工については口を閉じ、このS字では水の流れが滞りやすいですね。という表現を行いやんわりと伝えました。排水管全てに水が貯まっているわけではないのに、シンク部分に水が溜まり流れない原因はシンクの排水の裏側にゴミが詰まっていました。水の流れが悪い時、このように二重の原因が隠れていることも少なくはありませんから、数箇所の点検も必要です。全ての作業終了までに費やした時間はおおよそ40分前後のスピードでした。高山の依頼主の場合には、建物から排水管の工事に至るまで数十年と歳月が過ぎているために、施工内容に問題点を見つけたとしてもそれはなんら不思議なことではないのです。できれば、このようなトラブルを機会にしてリフォームを考え、新しい技術で施工してもらう方が今後の利用においても安心、安全であるとの旨はお伝えしました。