高山市の洗面つまり

昨日お電話でご相談をいただいたのは、高山市にお住まいの女性の方です。
洗面がつまってしまって困っているというお話でした。
修理に来てもらいたいというご要望でしたので、さっそくお伺いする日時を決めさせていただきました。
お客様は一年くらい前からご自宅でフラワーアレンジメントの教室を始められたそうです。
最初は少なかった生徒さんもだんだんと増えて、週に３日お教室を開いているということで、たぶんそれが原因ではないかと話されていました。
フラワーアレンジメントには、生花だけでなくドライフラワーも使われるそうです。
また、オアシスという花を固定するために材料があり、それらが流れて排水管につかっているのではないかと思うということです。
予約リストをチェックして、午後にうかがえることを伝えると明日またレッスンがあるので、今日中に修理してもらえると助かると言われていました。
午前中の仕事を済ませて高山市のお客様のご自宅へと向かいました。
高山市は、古い町並みが今も残っている風情のある土地柄で、春と秋に開催される高山祭では、「屋台」と呼ばれる豪華な金色の山車とからくり人形が有名です。
お客様のご自宅は、江戸時代にさかのぼる木造の商家が並ぶ通りから少し入ったところにありました。
すっかりリノベーションがされた現代的な内装が、外観とは違った雰囲気になっている木造の戸建てです。
玄関でご挨拶を済ませて、料金や修理の内容について説明をさせていただいてから、さっそくつまりが気になるという洗面に案内いただきました。
洗面所の隣の部屋がフラワーアレンジメントの教室だそうで、たくさんの花材や器がならんでいました。
洗面ボールは水を流すと排水が悪く、つまっているのが分かります。
早速洗面台の下の扉を開いてパイプを分解して中をチェックすると、お話の通りに花材やオアシスというものが合体してヘドロ状になっていました。
これらをきれいに取り除いて排水管の表面もきれいして通水確認をすると、すっかり元通りになりました。