郡上市で給湯器が故障したので交換修理を行いました

郡上市にお住いのお客様から、給湯器が壊れたらしくお湯が出て来なくなったので修理して欲しいといったご相談を受けました。お客様宅は築22年、新築の時に取り付けた製品になるので、給湯器の利用年数としては22年になります。利用頻度にもよりますが、給湯器は10年前後で寿命を迎えますのでかなり長く使用され続けていると考えられます。

故障の予兆としては、給水管からの水漏れやお湯は出るけれども温度が安定しない、温いお湯しか流れて来ないなどがあります。設置して8年くらいでこのような症状が起きたとき、部品の交換修理で対応することもできますが、お客様がお使いになっているタイプはメーカーも交換用パーツをストックしていなかったり、パーツを交換できたとしても他の部分にトラブルが起こる可能性があります。このような理由から、お客様には新しい給湯器に交換するようご提案させて頂き、こちらの説明でご理解頂き、交換することになりました。

お湯が出ないということは、ガスの点火も行われていないといった状況になりますので、そのまま使おうとするとガスだけが噴射して危険な状態になることもあります。リモコンにもエラーが表示されていましたので、直ぐに弊社への連絡を頂いて良かったと思います。なお、現在お使いになっている給湯器は側方排気アダプターが設置されていますので、交換する給湯器も排気が前方に流れないよう上方排気アダプターを取り付けることにしました。このアダプターは給湯器の上側に取り付ける器具で給湯器の排気口周辺に窓・植栽や日用品などの可燃物・ブロック塀など、このような障害物があるときに使用します。カバーを付けずに給湯器を使うと、不完全燃焼や火災事故などが起こることもあるので注意が必要です。

給湯器の設置を終えた後に、パイプに配管カバーを巻いて屋外作業は終了です。この配管カバーは、パイプ類を雨や風・紫外線など自然の猛威から保護するために取り付けるテープで、真冬の凍結防止にも欠かせない存在です。この配管カバーも経年劣化によりボロボロになりますが、お客様がご使用になっていた配管カバーもボロボロの状態でした。家の中にお邪魔させて頂いてリモコンの交換を終えて、最後に試運転をしてすべての蛇口からお湯が流れることをチェックして完了です。