恵那市でトイレの水漏れで部品の交換を行いました

恵那市のお客様から、水が漏れているので修理して欲しいといったご相談を受けました。トイレの水漏れは給水管やタンクなどきれいな水の場合と、便器の下側など汚水の2つがございます。給水管には、パイプのつなぎ目や破損によるひび割れ箇所、止水栓などがありますし、タンクにも内部の部品が機能していなくて水が流れ続けるケースなどがあります。今回のお客様のご相談は、タンクの手洗い栓の水が止まらなくなったもので、バルブの故障や浮き球の不具合などが考えられます。

早速お客様のお宅にお邪魔して点検することになりました。お客様のお宅は築26年の一建て住宅で、過去にトイレのつまりで修理を行ったことがあるとおっしゃっていました。そのときは、高圧ポンプで異物を押し出して無事解決したようですが、その後はつまりなどの症状なく普通に使えるとのことでした。

タンクの蓋を開けると、内部には数本の瓶が置いてありました。節水の目的で瓶を沈める人が多いのですが、水量が減ると排泄物などを排水溝に導くための水圧に達しない、その結果つまりの原因になることもあります。また、タンク内の部品の動きを妨げてしまい水漏れが起こることもあるのでなるべく入れないことをおすすめしています。今回も、沈めるとどのようなデメリットがあるのかご説明して、お客様も納得して頂けたので取り出すことになりました。

なお、今回の水漏れはバルブの故障によるもので、バルブは経年劣化により機能しない状態になっていました。それと、底にある排水弁の蓋（フロートバルブ）も経年劣化で隙間が空いている状態になっていたこと、浮き球のアームも劣化が進んでいましたので、これらのパーツを交換するご提案をさせて頂きました。フロートバルブはゴム製のパーツで10年から15年程度で寿命を迎えるといわれています。そのまま使い続けると、しっかり蓋をすることができなくなり、隙間から水が漏れてしまうこともあります。必要と考えられる部品をすべて交換、ついでに内部のクリーニングも行い作業を完了させました。最後にお客様と一緒に、水を流して暫くすると蛇口からの水が止まることを確認しました。