二本松市にお住いのお客様より、お風呂のシャワー栓の具合が悪いので見て貰いたいといったご相談を受けました。お客さ宅は築40年のマンションで、浴室のシャワー混合栓本体がかなり古いタイプでした。修理ができるのなら修理して欲しいけれど、新しいものに交換した方が安いなら交換も考えているとのことでした。基本的に、現在ご使用中のシャワー混合栓はメーカーも生産していませんし交換用パーツもないので、修理するとなると代替品になること、修理箇所によっては代替用のパーツがなく修理が不可能なこともある、このような説明をさせて頂きました。
混合栓は、給湯器からお湯を給水して水栓金具内部で水と混ぜて給水するタイプの水栓金具でシングルレバーやツーバルブ、ミキシング式やサーモスタット式などの4つの種類があります。今回お客様宅で使用しているタイプはサーモスタット式と呼ぶタイプで、水圧や水流が変化したとしても水栓金具内部のサーモスタットが自動的に水とお湯の混合比率を計算してくれるので、温度を一定に保ちお湯を使うことができるメリットがあります。
ちなみに、シングルレバー式は一つのレバーを使って吐水と止水、温度調節を可能にする水栓金具で、レバーは左右に回転させて温度調節を行うタイプです。ツーバルブ式の蛇口は一つで、給湯用と給水用のハンドルが個別になっていて2つのハンドルを回して温度を調節するタイプになります。ミキシング式はお湯と水の比率を温度調節用のハンドルを使って調節するタイプで、サーモスタット式に似ている部分もあるのですが、水圧や水流の影響を受けやすいといった弱点があります。
このような違いについても、お客様にご説明して今後の参考にして頂きましたが、従来通りの方式をご希望されていましたのでサーモスタット式の水栓金具に交換することになりました。なお、シャワー混合栓は故障すると1万円以上の部品代がかかることも珍しくないので、年数が経過している場合は交換した方が安く済むことが多いですし、将来的にも安心して長く使えます。
作業の内容の説明や交換修理にかかる費用と時間などを一通りご説明して交換作業を開始、完了後にお客様立会いの下で適温のお湯が流れることを確認して頂きました。
施工日 | 2024年05月09日 |
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エリア/担当店舗 | 二本松市 |
症状 | お風呂場混合水栓交換 |
お見積もり料金 | 37,800円 |
施工料金 | 37,800円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 40年 |