福島市のお客様宅で、つまりを直しました
水道トラブルで意外にもよくあるのが、洗面台の不具合です。
◆原因は、排水トラップのつまり
お客様のお宅は、築15年になる一軒家。ご自宅の前に家庭菜園のスペースが設けてあり、茄子やキュウリなどの野菜が実っていました。ツヤツヤとしていて、とても美味しそうです。
ピンポンを押すと、ご主人が迎えてくれました。奥様はパート、お子さんたちは学校に出かけているようです。問題の洗面台は、2階のお風呂場のとなりにありました。白とブルーのタイルが貼ってある、清潔感のある空間です。
「3週間くらい前から、妻と流れが悪いという話をしていたのですが…。いよいよ詰まってしまって…」とご主人。家にある洗剤をまいてみたものの、一向に直らないというお話でした。
洗面台の下のパイプは、Uの字に曲がっているので、思っている以上に物が詰まりやすいです。糸くずや毛髪、手垢などがまりものように絡まり合い詰まりと化してしまうこともあります。試しに内部を見てみたところ、流し切れていない不純物がいっぱい溜まっていました。
お客様に事情をお伝えし、排水トラップを分解することにしました。作業用の手袋をはめて、パイプの下にバケツを置きます。工具で排水トラップを開けて、下にたまった汚れをかき落としていきました。石けんのカス、髪の毛、ピアスなどが出てきました。汚れが塊となって、水の流れをせき止めていました。
最後にパイプの中を、専用の洗剤で洗い流しました。隅々までブラシで洗い、悪臭を取ることもできました。あらためて水を流したところ、つまりは解消され最後にはご主人にも温かい言葉をいただきました。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]