伊達市にて洗濯排水つまりの修理作業
土曜日の午前11時ごろ、伊達市にお住いの40代の男性から洗濯機の排水の際にエラーが発生して洗濯槽の水が流れなくなったとお電話があり、すぐにそちらに向かいました。
お客様のお宅は水辺の公園の近くにありました。
駐車してアパートの1Fのお客様の部屋の呼び鈴を鳴らすと、すぐにドアが開けられ「どうもどうも、すいませんね」と少し大きめの声で出迎えて下さいました。
排水つまりを起こした洗濯機は玄関をあがってすぐのユニットバスの隣にありました。
エラー番号が表示され停止していました。洗濯機の蓋をあけると洗濯物と泡立った水が洗濯槽の7割ほどの高さまでありました。
洗濯物は作業着のようでした。
お客様は近所の金属加工の工場に勤めていらっしゃるそうで、休みに洗濯物を多めにいれたらこうなってしまったと仰っていました。
金属加工などで使う作業着には鉄粉や機械油が付着していることが多く、鉄粉が排水フィルターにつまったり錆の原因になったりします。また、機械油は洗濯機もあまり日常的に混入されることを想定しておらず思わぬトラブルの原因になることもあります。
排水まわりを確認していくことを告げて、蛇口を閉め洗濯槽の水を抜いてから、防水パンから洗濯機を少しずらし、背面にある排水フィルターの取り出し口から排水フィルターを取り出しました。この際少し水漏れする可能性もあるのでたらいを下においておきました。
取り出してみると排水フィルターは真っ黒になっていました。
手作業で汚れを取る前に、洗剤にしばらくつけておくことにしました。
その間に排水口の油や毛髪などによるぬめりがありましたので除去しました。
防水パンにたまったほこりを掃除していると、お客様が「そんなところまですみません」と仰っていましたので、「これが仕事ですからお気になさらないでください」とお答えしました。
その後、排水フィルターの汚れを取り除き元通りに配置してから、給水し排水を行うと、スムーズに排水されました。それを確認し洗濯排水つまりの修理は完了しました。
お客様にそのことを伝えると「どうも助かりました」と笑顔で仰っていただき私もお役に立てて嬉しかったです。
お支払いであがらせてもらった居間のタンスの上には腕時計が飾られていて、お客様が仰るにはボーナスで買ったものだそうです。
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