西予市での洗面つまりのトラブル

西予市内の中古マンション居住者さまから、専有部の洗面つまりのトラブルについての相談ごとでした。電話でのやり取りでは、マンションの管理人及び周辺の人には知られないように訪問してもらいたい、との要望をいただいています。マンションの管理組合員に属しており、修繕及び管理には詳しい依頼者さまは周辺に今回のトラブルを知られたくない事情があるとのこと。そこで、依頼者さまの立会のもとで、なるべく目立たない方法での訪問となりました。専有部の洗面周辺を点検したところ、排水口周辺は綺麗に清掃済みであるにもかかわらず、酷い臭いが鼻をつきます。洗面所周辺に排水の臭いが充満しているような、特有の臭さです。依頼者さまも電話でこの旨を伝えるか迷われたそうです。この激臭とも言える臭いの旨を伝えたところで、断られてしまうのでは？と考えられたそうです。マンション住まいでは、マンション全体の衛生環境を考慮する必要が出てきます。臭いの症状でお断りすることは稀ですが、この臭いの元を辿ってゆくと排水管と考える方が妥当、マンション全体でつながる排水管へと行きつきます。つまり、依頼者さまの専有部トラブルではなく、共有部分でのトラブルと考えても妥当なケースでした。今回の対処法では、すでにマンションの管理業者さまが管高圧洗浄を実地したという点を踏まえて、専有部から一度専有部分内の排水管のブラシ洗浄を行うことに。この提案を居住者さまからも納得して頂き、引き継いての作業に移りました。結果、洗面所内に漂う臭いは激変し、強い臭いが弱い臭いへと変わっていきました。どうも考えられる点は、共有部の排水管の高圧洗浄がうまく働いていなかったということ。マンション管理業者の清掃では汚れが取れていなかったということが考えられました。今回要した時間は訪問、マンションのエントランスからの退室まで、約1時間と少しという長めの訪問となりました。本来は共有部の排水管洗浄まで行いたいところでしたが、管理業者が担うためここまでの作業となっています。