西条市でタンクレストイレのつまり修理を行いました

今回は、西条市にお住いのお客様宅よりタンクレストイレのつまり修理のご依頼がありました。こちらのお宅のトイレは8年前にタンク付きから現在のタンクレスタイプに交換したとのことです。10年以上使用していると経年劣化や汚れの堆積など、これらの原因でトイレのつまりが起こりやすくなりますが、お客様がご使用になっているトイレはそれほど古いものではないので、何か特別な原因があるかもしれません。

つまりの原因の中には、トイレやキッチン・浴室などの排水溝に異物が堆積することで生じるケースが多いのですが、中には排水管や排水桝などつまっていると思われる設備以外の箇所で生じていることも少なくありません。例えば、トイレつまりと聞いて便器内のつまり修理を行っていたけれど解決しない、排水管などもチェックしたりしていると排水桝がつまっていて、つまりを抜いたら水が流れるようになった、このようなケースも多いです。

タンクレストイレの場合、タンク付きと比べると水圧が低めなどから便器内の構造は低い水圧でも流せるようになっています。なお、お客様にお聞きしたところトイレットペーパー以外のものを流していないとのことでしたので、最初にラバーカップで試してから真空ポンプを使う方向で行うことにしました。

ラバーカップで試してみましたが、奥につまりが生じているためか取り出すことはできませんでした。今後は真空ポンプを使って異物を排水溝に押し流すやり方で試してみたところ、つまりが抜けて流れるようになりました。水を流してスムーズに流れるようになったときには一安心でしたが、水量が若干少ないように感じたのでお客様にお断りしてからリモコンの設定を確認させて頂きました。

タンク付きトイレでは、タンク内の水を一気に便器に送り込んで高い水圧で汚物やトイレットペーパーを排水溝に送り込みますが、タンクレストイレでは水道管の圧力で汚物を流す仕組みです。この水圧は、お住いの地域や住居の種類（マンションや戸建て住宅など）、マンションの階数など設置環境により十分な水流を得ることができないケースがあります。水圧が不足していると流れが悪くなり、つまりが起こりやすくなります。リモコンを使い水量調整を行い、本日の修理は完了です。