千葉県白井市での浴室での水漏れ修理事例
今回は浴室の水漏れのトラブルの修理で千葉県白井市にお住まいのお客様のところへ伺った際の事例ご紹介です。一般住宅において浴室のトラブルは最も修理をさせていただく機会が多いところです。ほぼ毎日、出張修理に出かけていますが、確実に浴室修理も含まれているぐらいなのです。
今回のお宅は、2階建で二世帯住宅の構造になっているため一階と二階の両方に浴室がありました。そして問題の水漏れのトラブルが発生したのは二階の浴室でした。洗い場に設置されている壁付きのサーモスタット混合水栓の吐水口の付け根部分からポタリポタリと水が滴るようになったのは2週間前のことだったそうです。それまでは、特に水漏れをしていることに気づかずにいたそうですが、ある日いきなり水が漏れはじめいたとのことでした。急に水漏れが始まったというよりも、以前からほんの少量ずつの水漏れがあったことにお気づきになっていなかった可能性があります。浴室はもともとタイルのフロアなどが濡れている状態が多いので、もし水漏れしていても異常に気付かないことが多いものです。
とりあえずは、サーモスタット混合水栓を分解して内部のどの部分が劣化しているかを確かめ、水漏れの原因を探すことにしました。まずモンキーレンチを使用してスパウトを本体部分から取り外しました。それによりUパッキンという部品が確認できるのですが、これが経年劣化によりボロボロの状態になっていました。原因はこのパッキン劣化ということが判明したので、新しいUパッキンへの交換を行えば水漏れは解決するはずです。
古いUパッキンを取り外し、まずその部分に溜まっている水垢などを綺麗に取り除きます。その上で新しいUパッキンをセットして、スパウトを元どおりに締め直し本体にしっかりと取り付けます。最後に袋ナットをモンキーレンチでしっかりと締めてあげることで交換作業は完了しました。全工程を終えて最後に水漏れの確認を行います。スパウトを左右に動かしながら水を出してみます。この際に水漏れが発生しないことをきちんと確認します。吐出口の付け根の部分の上下もきちんと目視して少しの水漏れも発生していないことを確認したらこの日の作業は終了となりました。
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