千葉県茂原市の一軒家にてトイレのタンク内の水漏れ
修理作業事例平日朝9時に千葉県茂原市にお住いの女性からトイレのロータンク(水をためておくタンク)からずっとちょろちょろと水漏れの音がするというご相談をいただきました。
トイレのメーカー名などを教えていただいてから車で向かいました。
工業団地を抜けて少し山間にお客様のお宅はありました。
2階建ての一軒家ですぐ裏には木々が立ち並ぶ自然が豊かなのどかな場所でした。
車を止めて、少し傾斜のある舗装された道を進み、家のチャイムを鳴らすと少しお年を召された奥様がお出迎えしてくださいました。
「こんな山奥まで来てもらって」と労いの言葉をかけてもらい、恐縮しながらお宅に上がらせていただきました。
トイレのタンクに近寄ると確かに水が漏れている音がしていました。
聞いた話では、少し前から夜中などに音がして気になってはいたようなのですが、水漏れだとは思わなかったらしく、旦那様にそれを話しタンクの蓋を開けてみてもらったところ水漏れしていることがわかり、ご相談のお電話をしてくださったそうです。
タンクの上の蓋をあけ、水漏れの確認をしたのち、修理作業をはじめました。
タンク内の水漏れはボールタップかそれとつながっている浮き球のどちらかが原因と思われました。
浮き球はタンク内の水に浮いている部品で、これにより水位がボールタップに伝わりタンクの外の給水パイプからの水を給水したり止めたりします。
見たところ、浮き球が若干低い位置にあるようだったので少し持ち上げてみたところ水漏れが止まりました。
このことから浮き球の位置が若干低くなっていることが水漏れの原因と断定できたので、ボールタップについている水位調節リングを回して浮き球がちょうど良い高さにくるようにしました。
一度水を流してみてから、給水が十分されてから水がとまることを確認して、ロータンクの水漏れの修理作業を完了しました。
その様子を見て奥様もほっとした表情をされていました。
その後、御会計などをする際に、暑い日であったこともあり麦茶をご馳走になりました。
街から離れていて少し買い物には不便と仰っていましたが、祖父の代から天然ガスが湧き出していて、家で使うガスは敷地内のガス井戸からパイプでひっぱてきており全て無料なのだそうです。
奥様もこちらに嫁いできたときはそのことに驚かれたそうですが、そもそも茂原市は南関東ガス田があり、国内天然ガス生産量が一位の資源に恵まれた都市なのだそうです。
そのためこの周囲にはガス関連の会社が多く、旦那様もそちらに勤務なされていると仰っていました。
帰りにドラム缶で作られたガス井戸を見せてもらい、良い勉強をさせていただき帰社しました。
奥様がこの街のことやガス井戸のことを楽しく説明してくださったことが印象に残りました。
また、短時間で修理が済んだことに奥様が満足していただけたようで嬉しかったです。
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