お風呂のつまりをワイヤーにて解消
今回、浴室つまりのご相談を受けたのは富津市のマンションにお住まいのお客様でした。お風呂の掃除をしようと風呂釜の栓を抜いたところ、水が逆流してきてしまったとのことです。洗い場にも浸水してしまったとのことで、どうしたら良いのかわからずに電話をした、という流れでした。マンションなので万が一浴室外まで水が溢れてしまったらと考えると不安で仕方がないとのことでしたので、すぐにお伺いすることにしました。
現場となるのはまだ新しそうな10階建てマンションの3階にあるお部屋です。エレベーターはしばらく来ないようだったので、階段を使って向かいました。少し息が切れていたようで、お客様の元へ伺った際には少しご心配をかけてしまいました。お客様は女性で、旦那さまと二人暮らしをしているそうです。
すぐに作業を始めて少しでも早くご安心いただきたかったので、一息つくまもなく今回の作業場所となるお風呂場へご案内いただきました。よく整理されたお風呂場内には、水が張っていました。異変を察知してすぐにお風呂の栓を締め直したとのことでしたので、危険な状態は回避できたようでした。しかし少しでも均衡が破れれば浴室外まで水が流れてしまいそうでしたので、早急に原因の究明に入ります。
見たところお掃除もしっかりされているようで、ヘアキャッチャーにもゴミが溜まっている様子はありません。と、いうことは奥の方で何かが悪さをしているのではないかということが予想されますので、ワイヤーブラシを使って内部の様子を探ることにしました。ワイヤーブラシは中に何かが詰まっていた場合、それを綺麗にすることができます。ワイヤーブラシは市販されてはいるものの、慣れていないと扱いが少々難しいので、プロが扱うべきものといってもよいでしょう。
慎重にワイヤーブラシを進めていくとなにかに当たる間食があったので、ゆっくりとブラシを動かしてみました。すると徐々に水が流れていくのが確認できました。
改めて聞いてみると、どうやら少し前にシャンプーの詰め替えをする際、袋の切れっ端をうっかり流してしまったことがあったそうです。それに髪の毛や石鹸カスなどが付着した結果、詰まりを生んでしまったようでした。小さなものでもつまりの原因になるため、もし流してしまった際には念の為にでもご連絡いただければということをお伝えして、作業を終了といたしました。
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