台所のつまり解消テクニック！
液体洗浄剤を使うときは注意ご家庭内でも汚れやすい排水管といえば、台所の排水管です。これは調理による油汚れや調味料、洗剤など多種多様な排水が流れるためです。
今回は台所の排水がつまってしまった、花見川区のお客様の例をご紹介します。
弊社にご連絡頂くお客様は突然のつまりに慌てていらっしゃる方が多いのですが(当然ですね)、今回のお客様は以前から排水の流れが悪かったとのことで、比較的落ち着いていらっしゃり電話口で詳細に説明くださいました。
お住いは築30年越えの賃貸アパート、3ヶ月ほど前から台所の排水の流れが悪くなり、市販のパイプ洗浄洗剤を使用していたが、あまり改善しなかったとのことでした。そして本日とうとう排水されなくなったため、弊社へご連絡頂いたとのことです。
ご連絡頂いたのは午前中でしたが、出来れば夕食準備前には修繕して欲しいとのことで、早速お伺いすることになりました。
出迎えてくださったお客様にさらに詳しくお話を伺いますと、住み始めて10年ほど経つそうですが管理会社が排水管の洗浄を行ったことは一度も無いとのことです。築年数を考慮しても、パイプにかなり汚れが付着している可能性が高いと判断しました。
台所へお邪魔し、まずは排水口の蓋(ひねって空けるタイプの物です)を開けますと、予想通り油汚れと思われるヘドロがびっしりとこびりついていました。
これを見たお客様はびっくりされまして「ここが開くなんて知らなかった！」と、目を丸くされておられました。お客様曰く、蓋が開くとは思わなかったので、椀トラップの部分にパイプ洗浄剤を流していたそうです。
市販の液体状パイプ洗浄剤ですと、トラップ部分に流し込むと水で薄まり効果が落ちます。皆様も台所で使用する際はご注意ください。
さて、排水口の話に戻りますが、油が原因のつまりはかなり頑固です。そのためワイヤー状の特殊な器具を使い、汚れを削り落とす作業から始めることにしました。とても地道な作業ですが、しっかりと削り落としておかないとあっという間にまたつまりが発生してしまいます。時間はかなりかかりましたが、念入りに油汚れを削り落としました。
最後に業者用の強力なパイプ洗浄剤を使用し、隅々まで汚れを落とします。
作業が全て完了したのは16時過ぎでしたが、なんとかお客様の夕食前には間に合いました。何度も頭を下げて見送ってくださるお客様に笑顔で会釈し、今日の作業も無事終了となりました。
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