トイレの止水栓パッキンを交換
「朝起きたらトイレが水浸しでどうしたら良いのかわからない！」と、相当焦った様子が伺えるお電話が旭市より寄せられました。お話を聞くかぎり理由はよくわからないけれども、前日の深夜起きた際には特に濡れていなかったはずなのに、今朝見たら床に漏れができていたとのことなようです。一見すると怪奇現象のように感じてしまうかもしれませんし、焦られるのも無理はありません。しかし、おそらくは水漏れが原因でしょうから、我々がお役に立てるのではないかと思いました。
お電話でのヒアリング終了後、現場である旭市へ向かいました。今回ご依頼があったのは一軒家で、洋風の屋根が素敵なお宅です。あまり古さは感じませんが、10年以上経過しているとのことで、おそらく様々な部分で経年劣化も進んでくることでしょう。
作業現場となるトイレは二階にありました。一階にもあるそうですが、そちらは特に異変はないとのことです。よく掃除が行き届いた、良いトイレだなと思いました。水たまりはきれいになっています。
電話を下さったこの家の奥様は、電話をした時点では原因がどこなのか特定することはできていなかったそうですが、掃除をしているうちに止水栓のあたりで水漏れが発生していることを突き止めたのだそうです。
みると、たしかに止水栓から水が漏れています。本来であれば水が漏れることがないようにしっかりと仕事をしているはずなのですが、おそらく何らかのトラブルか、あるいは経年による劣化で破損したのかもしれません。珍しくない事例ですし、長年のノウハウからすぐに作業を終えることができるだろうと想定。
そこで早速、元栓を止めるところからはじめました。異常がある場合には家全体の水の流れを止める必要があるのです。駐車場をお借りして車を停めていたので、もしかしたらその下にあるかなと思いましたが、幸い玄関の近くにあったため車を動かす手間がなくよかったです。
元栓が閉まればあとはこちらのもので、工具を駆使して止水栓を解体、もとに戻して終了です。30分かからずにすべてを終えることができました。
パッキンの交換作業自体は構造が把握できれば対処できる場合もありますが、正しく取り付けなければ反対に水漏れが悪化してしまう恐れもあります。
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