五所川原市に住むお客様の元へ伺いトイレつまりを解決

五所川原市は青森市の西に位置しりんご農業が盛んです。南西に県の名峰・岩木山を望み、弘前市へ向かう国道339号線沿いの平野部を中心に市街地が広がります。私達が担当するのもこれらのエリアが中心ですが、今回解決した案件は、異物を流してしまった事による少々特殊なトイレつまりでした。
爽やかな日和が続く6月上旬、営業車で市街を巡回中急に受付より修理依頼が入ってきました。場所はここから10分程走った北部の住宅街。急ぎ到着したお宅は築30年程の木造平屋で、お客様は初老の夫婦2人という家族構成でしたが、リビングからは子供の明るい声が聞こえてきます。事情を伺うとたまたまお子様夫婦が帰省しており、そのお子様がいたずらをして小さな玩具をトイレに流してしまい、急につまってしまったとの事でした。
早速廊下の奥にあるトイレに案内され確認すると、何度も流してしまったらしく、洋式便器は排水で溢れそうになっていました。一方肝心の玩具は便器の奥の方に入り込んでしまい、じっくり覗き込んでも視認出来ません。比較的手前に留まっていればマジックハンド等で取り出せるのですが、今回は奥の方でガッチリ嵌り込んでいた為、結局便器を取り外し、配管の接合部側からアプローチする事となりました。
止水栓を締めて余分な水を除去した後丁寧に便器を取り外します。接合部から確認するとすぐに流れを塞いでいる玩具が見付かり、周囲が傷付かない様丁寧に取り出しました。他に何も異常が無い事を確認の上、漏れが発生しない様慎重に元に戻し、何度か排水チェックを行い作業完了。比較的大掛かりな作業だった事もあり2時間程掛かってしまいましたが、無事トイレが使える様になりお客様もひと安心されたご様子でした。
トイレつまりの原因は様々ですが、箇所が奥で異物が大きい場合、強引に解決を図ろうとすると便器や配管を傷付けたり、接合部がずれ水漏れが発生したりしてしまいます。ラバーカップやマジックハンドで解決出来ない際は決して無理をせず、プロの修理業者に依頼するのが最善です。