弘前市内のマンションにてお風呂のつまりを無事解決

岩木山の姿が眼前に広がり、また弘前城の桜が観光客の目を楽しませる等、弘前市には県内有数の観光スポットが目白押しです。リンゴなどの特産品も多く自然豊かですが、中心街は発展し郊外にかけて住宅街が広がっています。その為年間を通して水回りトラブルの解決依頼も多いですが、今回は特に多いお風呂つまりの案件を紹介したいと思います。
時期は本格的な秋を迎える9月下旬。午後1件目の案件を無事解決しひと息付いていた最中、早速次の依頼が舞い込んできました。お客様は市南部のワンルームマンションに住む女性で、「夏の終わりから調子の悪かったお風呂の排水が更に悪化し、殆ど流れなくなってしまった。シャワー後も中々水が抜けず臭いもするのですぐ解決して欲しい」との事でした。
休憩もそこそこに車を飛ばし15分程でマンションに到着。お客様に案内されバスルームに入ると、嫌な臭いを発し汚水が溜まった排水口が目に飛び込んできました。床面の排水ルートは直下で浴槽のルートと繋がっており、合流して下水管へと流れていきます。両方とも点検しましたが幸いにも浴槽側には問題はありませんでした。また汚水を除くと意外にもトラップ周りは綺麗で、その奥にある配管つまりとほぼ断定。今回は他部位のクリーニングも兼ねて高圧洗浄機を挿入し、滞留・固着した油脂や水垢を吹き飛ばしてゆく事にしました。
高圧洗浄機は柔軟な細いホースの先に小さなな噴射器が取り付けられており、細く曲がりくねった配管の中も自由に動き回り、的確に噴射する事が出来ます。排水口から挿入し噴射しつつ更に奥へと進んでゆくと、40分程で抵抗感が消えて溜まっていた水が透明感を増し、スムーズに通る様になりました。
その後も前後にストロークさせながら該当箇所を丁寧にクリーニング。念の為トラップ部分や浴槽側もケアし、最後に業務用洗浄剤を投入し残りの汚れを押し流しました。お客様に作業完了の報告を行った後、立ち会いの元仕上がり具合のチェック。臭いが消え綺麗になったバスルームを見てお客様も安心されたご様子でした。
今回はマンションという事もあり排水口からのアプローチでしたが、一戸建ての場合は下水側からというパターンも考えられます。またつまりの程度によって作業の規模や時間も異なる為、依頼の際は予算を多めに確保しておくと安心です。