仙北市のアパートにて異物由来の洗面つまりを解決

国内で最も水深が深い湖・田沢湖を擁する仙北市は、アウトドアスポットに恵まれた自然豊かな山間のエリアです。奥羽山脈の山々は険しく、市街地や住宅街は河川沿いの盆地に集中しています。また寒暖の差も激しく、それらが原因の水回りトラブルも多くなっています。今回依頼のあった内容は突然の洗面つまり。とは言え原因は流してしまった異物とはっきりしており、比較的楽に解決する事が出来ました。
寒暖の合間で最も過ごし易い5月下旬、午前中依頼電話を受け駆け付けたのは市内南端、角舘駅から程近い場所にあるアパートでした。依頼者は20代の男性で、洗面台を水洗いしている最中、常用している塗り薬のチューブや処分前の化粧品ボトルを棚から落としてしまい、幾つか排水口の中に流してしまったとの事。その後つまりの症状が出てきてしまった為、解決をお願いしたいという事でした。
ヘアトラップを外し中を覗いてみると、配管Sトラップの曲がり口にそれらの一部が引っ掛かっている事が判明。比較的細い形状のチューブは小型のマジックハンドで何とか掴み上げる事が出来ましたが、丸く滑り易いボトルは上手くいきません。結局残りの異物は洗面台下に露出した配管を外し取り出す事にしました。
戸棚の荷物を空けて塩ビ製Sトラップのナットを緩め、慎重に外すと、底の方に留まっていた残りの小瓶やチュープが出てきました。総数や内容を調べお客様に確認したところ取り残しは無く、他の部位の点検を済ませ元通りに取り付けました。一見楽な様に見えますが、実際はパッキンが多少なりとも劣化しており、上手く調整しないと水漏れを引き起こしてしまいます。蛇口を捻り水を流したところ全く問題は無く、安心しました。
固形の異物除去がメインだった為、総作業時間は30分強。料金的にも大事にならず、最初は不安気だったお客様も安堵の表情を浮かべておられました。
今回の様な異物除去は自力で行う事も出来ます。ただし上記の様にデリケートな調整もあり、経験やノウハウが無いなら無理せず業者スタッフに任せた方が安心です。