大仙市ビルの一室のお風呂場つまりトラブル

大仙市にある商店街を車で通り抜けると依頼主宅に到着することができました。依頼主宅はビルの一室が自宅になっていて、奥様と二人のお子様が玄関先で出迎えて下さいました。廊下の壁側には大仙市の花火大会のポスターが貼られており、その直ぐそばのお風呂場からはご主人が顔を覗かせていました。私が到着後もつまり除去に奮闘していたようで、片手には針金ハンガーを持っていました。とりあえずご主人には浴室から出ていただき、私の方でどのような状況なのかを調査することにしました。お子様が遊んでいたおもちゃが排水口から流れて行ったという話は窺っておりましたが、浴室の床の方は水が流れずに溜まっていくという症状は今のところ確認されていません。ただ、水を大量に流してみると排水溝内で水が溜まってくるかなという印象でした。どちらにしろお子様のおもちゃを救出しなければならない状況なので、お見積りの方を確認させていただきました。了承を頂き早速作業へと移ることにしました。パイプクリーナーを用意して、まずはヘッド部分を交換しておきました。お子様のおもちゃを回収したいので、そのおもちゃに上手く引っ掛けることができる形状のヘッドに変更したのです。ワイヤーを伸ばしていき、おもちゃと排水管の隙間に先端を通すことをイメージしました。中の様子は目視できないので、こればかりは感覚で行うしかありません。コツコツとおもちゃにヘッドが当たる音が聞こえたので、ここからワイヤーを慎重に操作していきました。すき間に通った感覚があったので、ゆっくりと引いてみるとおもちゃが動く感覚があったのです。この動作を2度3度行っていくとついにおもちゃが顔を出してくれました。ぬめり汚れは付着してましたが、破損や傷も付いていなかったのでしっかり洗ってお子様にお渡ししました。お子様が喜ぶ様子を見ているとご依頼を受けてよかったなと実感します。最後はぬめり汚れなども落として任務を完了しました。