お子様の悪戯でトイレがつまり、高圧洗浄で30分で解決
昼食を終え、午後からの仕事の確認をしていると、1本の電話が入りました。30代前半と思われる女性からで、かなり慌てられたご様子でした。お話によると、ことし4歳になる男の子に留守番を頼み、近所のスーパーに調味料を買いに出掛けられたそうです。30分もしないうちに帰宅したところ、トイレの前でお子様が大泣きしていたということでした。理由を聞いても何も喋らず、しばらくしてからトイレのドアを開けて、指を指されたそうです。お客様が指先に目を移すと、トイレの水が溜まったままの状態で、溢れ出そうになっていたということでした。また、水の中には、トイレットペーパーと思われる破片がユラユラと浮いているようです。お子様に優しく問い質すと、留守番中に悪戯をして、トイレットペーパーを千切っては入れ、千切っては入れを繰り返し、水に流れていくのを楽しんでいたようです。遊んでいるとエスカレートして、量を増やしているうちに排水管がつまり、水が流れなくなったのではということでした。
伺っていた東海市のご住所に向かうと、道路が混んでいて少し焦りましたが、お約束していた2分程前に到着。お住まいはまだ真新しい2階建ての1軒屋で、後から聞いたお話では、ことし思い切って購入されたそうです。玄関で挨拶を済ますと、早く安心されたかったからでしょう、すぐにトイレに案内されました。お電話のお話の通り、トイレから水が溢れそうな状況で、念のために点検をさせていただいたところ、排水管にトイレットペーパーがギッシリつまっていて、水の流れを遮断していることが判明しました。
状況を説明させていただいたところ、トイレが使えないとお困りになるからでしょう、修理が可能かどうかを質問されました。かなりのボリュームのトイレットペーパーがつまっていたことから、少し時間はかかるものの、高圧洗浄という作業で解決できることをお伝えすると、ホッとされていました。洗浄を開始してしばらくは、何の動きもなく、手強い作業になりそうでした。それでも根気強く洗浄を続けていると、30分くらい経過した頃、紙の塊が流れ出てきて、その後は一気に除去が進みました。すべての作業を終え、お客様にトイレの水位が通常の状態に戻っていることを確認していただくと、とても喜ばれていました。お客様の少し後ろにはお子様がしゃがんでいて、初めて笑顔を見せてくれました。
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