トイレの内部に発生した水漏れの修理
トイレ内の水漏れ修理ということで伺いました。ご依頼があったお宅は新城市の一軒家で、住宅地の一角に居を構えていました。少し歩くと田畑が広がっているような、非常に気持ちが良い地域です。ご依頼主様はご夫婦と小中学生のお子様3人、そしておばあさまという6人家族です。今回お電話をくださったのはおばあさまでした。
ことの発端は今朝早くのことだったようです。明け方、おばあさまがトイレに起きたところ、トイレの内部に水がちょろちょろと漏れ出ているのを発見しました。本来であればレバーをひねらなければ水が流れてこない場所なので、きっと水漏れだろうと思ったとのことです。しかし明け方でありまだ誰も起きていないということで、気になりつつもその場は放置、家族が起きたところで相談したのだそうでした。
しかし他の家族はみんな仕事や学校があるため、代表して自分が対応することになった、と苦笑い気味におっしゃっていました。お一人で業者の対応をするのはきっと不安な部分もあるでしょう。
トイレの中の水漏れということでしたので、実はこちらに向かう前に大体の目星は付けていました。今回のような事例の場合、水漏れの原因がタンク内のトラブルであることがほとんどなので、おそらく同じ線で問題ないでしょう。
その推察通り、タンク内のゴムフロートが劣化して歪んでいました。ゴムフロートというのはいわば栓のようなもので、トイレのレバーを動かすことでその栓が外れたりしまったりして水の出を制御するのです。そのゴムフロートが劣化、破損していて隙間ができてしまい、本来流れるはずのない水が流れ出てしまっている、というのが今回の水漏れ原因です。
そうと分かればすぐに対処を始めます。といっても行うことは至って単純で、ゴムフロートを新しいものに取り替えるだけです。特殊な工具などは一切不要なため、個人で行うことも不可能ではないでしょう。しかしタンク内はめったに掃除をしないため汚れが溜まっていたり、微妙な調整なども必要となりますから相応の注意は必要にはなるかと思います。手早く新品に交換し、止水栓を開けて最終チェックをすれば修理完了です。
お客様もとても喜んでくださり、その場でご家族に連絡をしていました。水漏れは少量でも放置しておくと水道料金などに影響を与えることもありますから、少しでも異変を感じたらぜひご一報ください。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]