名古屋市中川区は名古屋中心部の南東エリアに当たり、マンション街や住宅街が大半を占めています。日々忙しく通勤・通学する人が多く、水回りの点検・清掃も疎かとなりがちなのか、トラブル解決の依頼も頻繁です。
麗らかな日和が続く4月下旬某日、午前1件目の修理案件を終えひと息ついていたところ、間髪入れず次の依頼が舞い込んできました。お客様はマンションに1人暮らしの男性で、「汚物を流そうとしたら突然つまり、便器から溢れ出そうになってしまった。ラバーカップを使っても全く水位が戻らず、このままではトイレが使えないので何とかして欲しい」との事。トイレが1つしかない様で喫緊性は高く、営業車を飛ばし現場へ急行しました。中島駅に程近いロケーションのマンションは5階建て。2階にあるお客様の部屋に入ると、未だ汚水が抜けず溜まったままの洋式便器が目に飛び込んできました。
「今思うと便や紙の量が多く、小分けして流した方が良かったかも知れない・・・」と反省気味のお客様。特に洋式は排水ルートが複雑で狭く、確かに流す量は気を付けた方が良い場合もあります。幸いにも硬い異物は混じっておらず、またトイレ設備も新しかった為不安無くローポンプを投入出来ると判断。その旨見積りお客様に了承を頂くと、早速作業に取り掛かりました。
高い空気圧を活かしつまった異物を押し流すローポンプは、空気の漏れを作ってしまうと効果が半減してしまいます。その為汚水をある程度除去して操作し易い環境を作り、ポンプの口を便器の排水口にしっかりあてがって丁寧に行いました。
機器を安定させ上部のレバーを数分程ストロークさせると、ゴボゴボという音と共に紙が砕け、奥に流れてゆく感触が伝わってきました。更に数分経つとレバーの抵抗感が無くなり完全にクリアに。溜まっていた汚水の水位も下がり、流すとスムーズに吸い込まれ色も綺麗な透明に変化しました。他に漏れや臭い等の問題も無く作業は無事完了。養生を片付け綺麗に掃除すると、不安で堪らなかったお客様にもようやく安堵の表情が戻ってきました。
施工日 | 2024年05月27日 |
---|---|
エリア/担当店舗 | 名古屋市中川区 |
症状 | トイレつまり |
お見積もり料金 | 8,000円 |
施工料金 | 8,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 20年 |