トイレのつまり解消の施工事例
トイレつまりのご相談はかなり多い案件ですが理由は様々で対応が違ってきます。今回のご相談内容は、少し施工内容が大変になるものでした。
江南市ご在住の方が排水が流れずに使えなくてとお知らせがありました。お子様がおもちゃを落としてしまったとお困りでした。トイレを怖がるので好きなキャラクターのおもちゃを置いておいたのですが無くなっていて子供に聞くと落ちたかもと話して落として流してしまった可能性が高いということでした。
他の部屋も念の為探したけど無くてと落ち込んでらしたので大丈夫ですよこれから点検に入りお見積もりも出してその様な作業をするかもご相談させてもらってからになるのでとお話しすると是非お願いしますとご依頼頂けました。
異物が混入した場合は状況によりトイレを外して配管から直接取り除く必要があるのでそれに必要な器具や衛生用品も荷物に詰め込んで出発しました。お客様のご自宅は2階建ての戸建てで周りには同じ位の広さの戸建てが何軒か並んで建っていてお庭にはまだ小さな子がいるような遊具が置かれているお宅が多くて新興住宅街なのかなと思いました。
小さなお子さんがいる場合トイレは頻繁に使いますし付きっきりで見ているとしてもちょっとした間に異物を投げ込んでしまう事例は凄く多いのですが修理までの間使えないというのが一番お困りだと思うので早く解決すると良いなと思いながらインターフォンを鳴らしたのです。
すぐにどたどたと足音がして3歳位の男の子がドアから顔をのぞかせました。こんにちはと挨拶しているとお母さんと思われる女性が現れてすみません、勝手に出ちゃダメでしょというやり取りをしながら現場まで案内されました。
異物が流れた可能性が高いという事でまずは止水栓を締めてタンク内と便器内の残った水も全て取り除いて捨てました。そして専用の器具で奥まで光を当てて専用の器具で点検してみると奥に赤と黄色の何かが見えました。お話を聞いていたおもちゃと一致しました。お見積りを出してご納得頂いたので便器を外して取り除くことに決まりました。
まずはタンクから取り外していきます。蓋を取り外してから給水管と繋がっている部分を外して取り外します。
大きい物なので浴室に一旦おかせてもらいます。次にトイレ本体を外します。床に固定しているナットを外していき横におきます。
便器下の部分に挟まっているのが見えたのでそれを取り除きました。これだけぴったりはまっていると水も流れないのは当然です。
さっきと逆の作業をして元通りに戻しますが便器の下の汚れを清掃するのとパーツが劣化しているものは交換するかお伺いしてゴムパッキンなどを交換しました。
無事に取り付けられたので止水栓を開いて水を流すと元のようにスムーズに排水されたのでこれで修理は完了です。おもちゃは残念ながら破棄する事になりました。今後は、トイレに余計なものは置かないと決意されていました。
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