洗濯つまりの原因はやっぱりアレでした。予想外の嬉しい結末が…。
愛知県小牧市のマンションにお住いのご高齢の女性から洗濯つまりがおこり困っているとのことで出張修理のご依頼を頂きました。
こちらのマンションは愛犬と二人暮らしで、住み始めて十数年経過しているとのこと。愛犬も十年以上は一緒にいるとのことでした。部屋の中で大切に飼われており、作業中もお客様の女性の膝に顔をこすりつけていました。
この光景を見て、洗濯の排水つまりの原因はおおよその予想がつきました。洗濯機をどけて排水溝を確認してみると、やっぱり犬の毛がびっしりと塊になってこびりついていました。毛にホコリとかゴミが絡まって排水の通り道がありませんでした。大切に可愛がっているからこそ、衣類に毛が沢山ついて長年排水溝に蓄積されたのでしょう。(ある意味、この毛の塊は見た目は汚いけれでもお二人の愛の結晶なのかもしれないなーと思いながら作業をしました。)
まずは、人力で除去できる部分の毛を取り去ったのちに、薬剤洗浄をしました。この薬剤洗浄で綺麗になったので洗濯機をもどして排水テストを行いました。流れもすっかり良くなりお客様も喜んでくださいました。
洗濯排水でここまで毛の塊があったので、「その他の排水関係も毛がつまっているかもしれないので、また気を付けた方がいいですよ。」と軽いアドバイスをさせて頂きました。特に犬を洗うお風呂場の排水溝が怪しいなと思っていました。しかし、あくまでも可能性の話なのであまり強く言っても心配になられるといけないと思い、それ以上のご提案は控えさせていただきました。
そこで思いもかけないお言葉をお客様の方から頂きました。「それなら、あなたに全部お任せするので洗浄お願いできる?」喜んでひきうけさせて頂きました。後から聞いた話ですが、「お兄さんの修理の手際の良さときちんと説明してくれるところが安心感があったので、追加でお願いしよう」と思ったとのことでした。
その日は残念ながら、その後も修理があったので、改めて行く事にしました。やはり、同様の状態でした。
ペットを飼われているお客様で最近、排水が遅いなどの症状を感じましたら、この記事を思い出してみてください。
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