愛知県清須市の洗面水漏れ
今回は愛知県にお住まいのお客様の事例です。
場所は清須市。洗面台の水漏れ修理で伺いました。
7年~8年住まわれているそうですが、外観はまだまだ新築のようなお宅で、丁寧に維持管理されているのが解ります。
早速、洗面を拝見すると、水漏れはお湯の方の蛇口部分で起きていたのです。
こちらの洗面台は回す蛇口を使われており、水を出すとお湯側の上部の付け根の所から水がにじみ出て来ていたのです。
経験上、こうしたケースはほぼ、パッキンの劣化が原因です。
状況の見立てと修理の内容をご説明し、作業に入らせていただきました。
まず、止水栓をしっかり閉め、お湯側のハンドルを外します。
ハンドル上部のキャップを傷つけないように丁寧に外し、中にある小ネジを回します。
小ネジも力任せにやると頭の溝がバカになることがあるので、力加減を図りながら注意深く外していきます。
ハンドルを外すと次は袋ナットとスピンドルです。
モンキーレンチで力の加減に気を付けながら袋ナットを外し、次にスピンドルを回し取ります。ここでようやく今回の水漏れの原因であるコマパッキンが顔を出します。
取り出して見てみると、やはりパッキン部分が薄く劣化していました。水漏れの原因特定です。奥様によれば、ご主人がついついハンドルをきつめに回すため、パッキンが傷むのも早いのではないかとのことでした。
パッキン部分はゴムで出来ております。
水を止める際はこのゴムの弾性を利用して蛇口内で止水する仕組みになっております。そのため、水が止まっているのにそれ以上ハンドルを回してしまうと、ゴムを必要以上に押しつぶすことになり、ゴムの劣化はかなり早まります。
ちなみに一般的に言われている蛇口の寿命は10年。
こちらのお宅は築7~8年なので、やはり奥様の指摘が的を得ているのかもしれません。
そうなると、まだ水漏れはしてない水側の方も気になります。
お湯側よりもむしろ水側の方が使う機会は多いはずです。
状況をお聞きすると、やはり水側も心配だという話になり、こちらもコマパッキンを交換させていただきました。
所要時間は1時間弱。
「ハンドルの回しすぎは注意された方がいいですね。」
とお伝えして作業完了しました。
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