トイレの水漏れの施工事例
刈谷市のお客様から毎日お掃除をしているのだけど何だか薄っすら床が水で濡れているのが続いているという事で色々触って確認するとタンクの底面が雑巾で拭いても拭いても濡れていたそうです。
トイレ水もれの要因で一番多いのがタンク内部の部品が劣化して水が流れ続けるという症状ですが今回は少し違う状況ですがこういう事もたまに有ります。戸建てなので下の階への被害は心配ないけど床が木材なので段々色が変色してきて腐ったら困るので早めにお願いしたいとご依頼い頂いたのです。
お客様のご自宅は、木造2階建て住宅で壁は薄紫で屋根は赤茶色の瓦造りで地面から数段階段を上った所に玄関がありました。道から階段を上った場所にあるので玄関から道路までの距離があり奥まっているのでプライバシーを守れる点がすごくいいなと感じました。それからもう一点ガレージは家の横にあるのですがシャッター付きなので様々な被害から車を守れるし昨今天災が多いのでそういう時にも安心感が違うだろうなと思いました。
中からは真っ赤な服を着た70歳位の男性が出迎えてくれたのですが金歯が笑う度に見えて何とも幸運を運んできてくれるようなにこやかな笑顔の方でこちらまで自然に笑顔になってしまう程でした。奥様が不在中の為今回案内をしていただくということでした。
まず現場に向かおうとしたら裏の庭にある自慢の金魚を見てほしいと仰ってしばらく拝見させて頂きました。その後、早速原因を探るために点検するとうちの家内は掃除好きでね毎日家じゅうを拭いているから異変に気づいたんだよねと確かに普通にしていたら気が付かない位置に水たまりが出来ていました。
点検の結果タンクと便器を繋ぐ場所からの水漏れなので一旦タンクを外して部品の劣化や破損を確認する事になったので止水栓を締めました。その後水を全て流してしまいます。そして外した結果両方を繋ぐ部品である蜜結パッキン、ボルトがともに劣化で破損していました。特に古いパッキンはゴムが変形してくっついていたのでドライバーでこそげ取り綺麗にしてから新しいものを装着しました。
恐らくこの破損が漏れの原因だったと考えられるので元通りにして止水栓を開いて水を貯めたのちに流してみました。一回では分からないので時間を置いて再度試してみましたが先ほどとは違い少しも水気が感じられなかったので修理は完了です。
お客様はご興味があるのかずっと横で見ていてすごいなとかほうほうとかリアクションして頂き直った時にはすごいな!さすがプロだとお褒め頂き嬉しい気持ちになりました。
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