洗面水漏れも蛇口全交換により解決
「数日前から急に洗面所のレバー式蛇口が動かなくなってしまうと共に、その付け根付近から水漏れも発生してしまい、困っているので直して欲しい・・・」愛知県稲沢市にお住まいのお客様からその様な修理の要望を頂き、翌朝早速修理に伺いました。
お客様の自宅は築30年程の一軒家で、細部まで清掃が行き届いた清潔な室内とは対照的に、洗面所の設備各所に劣化が目立ちます。お客様に詳しく事情を伺うと、新築以来全く交換せず使ってきた蛇口だったのだけれど、今回の様な故障は初めてとの事。確認させて頂くとレバーが全く動かないばかりか、各所に摩耗が原因と思われるグラ付きが見られ、その程度が最も酷い根元から水漏れが発生していました。
洗面水漏れの原因を探ろうと蛇口を分解チェックしてみたところ、案の定内部の部品は相当劣化・腐食が進んでおり、可動部は摩耗し、そこから水が漏れています。他の洗面部位に水漏れや不具合は無いか一通りチェックしたところ、幸いにも異常は見られず、蛇口の修理のみに集中する事が出来ました。
とは言え型式もかなり古く、修理しようにも交換部品を用意出来ない為、お客様には思い切って蛇口の全交換を提案させて頂き長年に渡る劣化はお客様の方でも薄々気付いておられ、これで決断出来る・・・とすぐに交換を了承して頂き、修理に入る事が出来ました。
持参していた交換用蛇口のデザインや形状をお客様に納得して頂いた上、古く劣化した蛇口を丁寧に取り外し、規格の合った新品を取り付けました。また錆で切れかかっていたボールチェーン式のゴム栓も全交換を行いました。流水のチェックや冷水・温水の切り替えチェックを行い、全て無事に完了するまでに要した時間はおよそ50分程。洗面台が古く慎重に交換作業を行った為、若干時間を要してしまいましたが、無事に交換が終わり快適に水やお湯が出る様になった水栓を見て、最初は不安げだったお客様も安堵の表情を浮かべていました。
洗面台各部の中でも、日々頻繁に操作される蛇口周りは最も早く劣化や摩耗が進み、真っ先に洗面水漏れ等のトラブルが発生し易くなります。操作のちょっとした不具合や少量の水漏れでも、そこからあっという間に状態が悪くなる事がありますから、早目に相談された方が良いでしょう。
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