愛知県碧南市にて台所の水漏れの修理作業事例
平日の午後8時に愛知県碧南市にお住いの若い男性のお客様からお電話がありました。
お客様の話では、台所のシンクの下から水漏れがするので見てほしいとのことでした。
お客様のお宅は木造2階建てのアパートの2階の1室で、あたりは閑静な住宅街で街灯と家の明かりだけがわずかに道を照らしていました。
チャイムを鳴らすと、若い男性がドアを開けて下さいました。
「こんな夜遅くにすみません」と言われ、恐縮し「お気遣いありがとうございます」と笑顔で答えました。
「水漏れはそちらのキッチンですか?」と玄関を入ってすぐ左隣にある台所のシンクを向いて尋ねると「はい、そうです」と答えてくださいました。
そのあと奥の方から少しおなかの大きくなった奥様が出てきてくださり、お辞儀をして下さったのでこちらもお辞儀をしました。
旦那様のお話では5カ月後にはお子様がお生まれになるということで、「おめでとうございます」とお二人にお祝いを申し上げました。
旦那様は衣浦の工業地帯にある自動車関係の工場で働いていて、定時すぎに奥様から電話がかかってきて「台所で水漏れが起きた」と聞き、急いで帰ってきたようです。
旦那様はバイクがご趣味で、自宅にも工具があったので、キッチンの下の収納を開いて、以前に水漏れを修理できた経験から排水パイプのナットを締め直したりしたそうなのですが直らず、これ以上は下手に手を出さないほうが良いと思い、お電話をして下さったそうです。
旦那様のお話を聞いた後、水漏れの様子を見て「確かに今回は排水パイプより上の方で水が漏れているようですね」とお答えしました。
他の給水管やホース部分の損傷も見当たらなかったので、シンク下の収納ではなくシンクを確認してみると、排水口のゴムパッキンが劣化していてそこから水漏れが起きていることがわかりました。
御夫婦にそのことを伝え、見積もりを出すと承諾していただけたので、すぐにゴムパッキンの交換作業にとりかかりました。
台所の水漏れというと排水管のつまりやナットのゆるみなどが原因に挙げられますが、意外に多い原因に排水トラップのゴムパッキンの劣化もあります。
シンク下の排水トラップのナットを緩め、排水トラップ全体を持ち上げてゴムパッキンを交換しました。
その後再びナットを閉め直しました。
旦那様が興味深そうに見ていました。
修理できたことを確認するとご夫婦そろって「良かった」と言って安堵されていて、出産前のデリケートな時期に不安になったかもしれないけど、スムーズに修理ができて早く安心させることができて良かったと思いました。
産まれたら碧南市明石公園の観覧車にのったり、もっと大きくなったら他のいろいろな遊具で遊びたいと幸せそうに話していて、こちらも嬉しい気分になって帰社しました。
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