愛知県知多市にて浴室の風呂の排水つまりの修理作業事例
朝の8時に、愛知県知多市にお住いのお客様からお風呂場の排水口がつまり水が流れなくなってしまったとご相談のお電話をいただきました。
お客様のお宅は知多半島の海に近い場所にあり、移動中、太陽がのぼってきらきら輝く海を少しだけ見ることが出来ました。
早速、お住いのアパートの部屋のチャイムを鳴らすと、60歳くらいの少し日焼けした男性がドアをあけてくれました。
聞いた話によると、早朝に趣味の釣りに1時間程度出かけてから帰宅して、汗を流すために、シャワーを浴びていたところ、排水口の周囲に水がたまりだしたことに気づき、シャワーを中断して貴社に連絡をしていただいたそうです。
「魚も今日は釣れなかったけど、風呂場もこんな状態になっちゃって、今日は厄日だな」と少し大きめの声で少し困った表情をしながら笑って話していました。
お風呂はワンルームアパートでよくあるユニットバスでした。
ユニットバスの場合、狭いスペースで設計するため排水口や排水管の穴が小さい場合が多く、せっけんかすや髪の毛などが堆積物となりつまるケースがよくあります。今回も排水口の目皿を取り外し、内部をみたところそれが原因でした。
手が届く範囲で詰まっている場合は少し簡単に除去できますが、今回のケースでは排水管の奥の方でつまっているようでしたので、業務用の真空ポンプを使って慎重に圧力を加えたり吸引することを何度も繰り返しました。そのうち、手の届く排水口の入口のところまで堆積物を引き出すことができたので、あとはそれを除去して、排水つまりの修理作業は完了しました。
水を排水口に流してきちんと排水されることも確認し、お客様に修理の完了を伝えました。
「もう15年以上このアパートに住んでるから、その間にたまっていったのかな」というので、「そうですね。どうしても石鹸カスや皮脂や体毛がたまってしまいますから」とお答えしました。
「今だったら、スーパーで売っている市販のパイプを洗浄する商品を使うと、つまりにくくなるかもしれないですね」と言うと、「確かに、そういうの売ってるね。今度買ってみるよ」と仰っていました。
お客様は県外から20代のときに、発電所に勤めるために単身で知多半島にきて、それからはずっと一人で暮らしているのだそうです。
今では仕事をやめて、こちらにきてから趣味になった釣りをして悠々自適に暮らしていると仰られていました。
「今日もいったんだけど運が悪くて釣れなくて。魚があったら、刺身を出してあげられたんだけどね」と笑いながら仰られていて、修理前の困った表情はすっかりなくなり明るく釣りのお話をされていました。
釣りは日の出の1時間と日没の1時間が一番釣れると仰っていて、それを「朝マズメ」「夕マズメ」というのだと仰っていました。
その後も、少し魚拓などを見せてもらい談笑し、帰社しました。
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