愛知県知立市にて洗面所排水のつまりの修理
午後8時に愛知県知立市にお住いの男性のお客様から、「朝から洗面所の水が流れなくて困っています」とご相談のお電話がありました。
少しだけ日本語に独特のイントネーションがありましたが、愛知県には工場勤務をされている外国人の方も大勢いらっしゃるので、外国人の男性の方かなと思い、こちらの声が聞こえやすいように少しゆっくりとした話し方で対応致しました。
しかし、お話を聞いていると、少しなまりのようなものはありますが、とても日本語がお上手でしたので、途中からはあまり意識せずに普通に話していました。
早速お客様が住んでいる団地に向かいました。
私もここには何度か盆踊りのときに来ているのですが、ブラジル人の方が多いため盆踊りでサンバを踊られていて、見ているだけで元気をもらった覚えがあります。
早速、お客様の住む3階のお部屋に行き、チャイムを鳴らすとすぐにドアを開けて下さいました。
挨拶をかわし、お宅に上がらせていただき、洗面所に案内していただきました。
お話によるといきなり水が流れなくなって驚かれたそうです。
特に何かつまるようなものを落としてしまったこともないと仰っていました。
そういった場合、トラップと呼ばれる臭いなどの逆流を防ぐ部分に少しずつ毛髪などがたまってつまりの原因になることがあるので、周囲が汚れないようにしてから、たまっている水をうけとる箱を置き洗面所の下の物置にあるトラップ部分を外しました。
そうすると髪の毛が石鹸カスなどと混合した堆積物がふさぐようにしてあったので、砕きながら除去しきれいにしました。
その後、再びトラップを排水菅に取り付けて水を流すと洗面台にたまらないで正常に流れていきました。
その後、洗面所の下の物置が少しほこりで汚れていたのでサービスできれいにしてから元通りに取り出した物を戻し、洗面所の排水つまりの修理作業を完了しました。
お客様はそれを見て、「あー、直りましたね。ありがとうございます」と丁寧にお礼を言ってくださいました。
私はトラップの部分を指さしながら「この部分に髪の毛や石鹸カスがたまっていました。今は取り除いたのでもう大丈夫です」と答えました。
「以前私もこの近くで行われたサンバを見させてもらいました。サンバはとても明るくて元気で良いですね」というと「私もサンバが大好きです。ブラジルにいたころを思い出します。だけど日本にも沢山友達がいるから寂しくないです」と朗らかに笑って友達と一緒の写真を見せて下さいました。
聞いた話だと日本にきて7年になるそうで、自動車工場で勤務をしていると仰っていました。
自動車が好きなので、工場で車を作っていることを誇らしく感じると仰っていました。
帰り際「また、サンバのときに会いましょう」と仰られたので、「はい!サンバのときにまた来ます」と笑顔で答え、少し陽気な気分で帰社しました。
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