お客様の元へと到着したのは予約していたとおり午後2時頃で、ご高齢のご夫婦が揃って出迎えて下さいました。二世帯住宅ということですが、息子さん夫婦は共働きで留守でした。問題となっているのはキッチンの方で、奥様が息子さん夫婦の為に作った煮物が原因となったようです。愛西市では大根やニンジン、レンコンなどの根菜が有名でして、これらの材料のヘタや皮などを排水口の中へと捨ててしまったのです。捨てる際には細かく切ったから大丈夫だろうと思ったようですが、排水管にはぬめりがあるため、そこにつまりが生じてしまった可能性があります。水を流してみてもつまりの症状によく見られる、水位の上昇が確認されました。とりあえずお客様には作業内容に関する説明とそれに伴う見積もりに関しての説明もさせていただきました。快くサインに応じていただいたので、つまりの解決に取り掛かりました。点検の中で感じたのは排水管の曲がった位置で野菜のカスが固まっているということでした。ワイヤーを使って砕くという方法もありでしたが、さらに奥でつまる可能性も考えられるので、収納の方から排水管を取り外して解消することにしました。トラップのナットが思った以上に固く締められていたので、レンチでがっちりと挟んでナットを回転させていきます。ここでの注意点は排水管も老朽化していたので、これらを破損させないように作業を慎重に行うことです。トラップを外すとその重さにびっくりしました。トラップをタオルに包んで別のバケツに移動させると、野菜のヘタや皮が大量につまっていたのです。これではワイヤーでも砕くのにも時間がかかりそうだったので、トラップを外してからの作業は正解でした。つまりを取り除いたあとは内部のぬめりの掃除も行っておかないといけません。収納内部を汚さないよう丁寧に排水管を清掃していき、無事ぬめりも無くすことができました。シンクには水たまりが発生することはなくなり、綺麗なキッチンに戻すことができました。
施工日 | 2024年05月16日 |
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エリア/担当店舗 | 愛西市 |
症状 | キッチンつまり |
お見積もり料金 | 7,500円 |
施工料金 | 7,500円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 50年 |