洗濯機を使っていて、急に接続部分や排水で水漏れが起きたとき、急いで水漏れ修理専門の業者に連絡をして、修理してもらうことが必要です。
そのまま放置しておくと、被害がどんどん大きくなっていき、家中が水浸しになるなど、取り返しのつかないことになってしまいます。
そうなる前に、すぐに水漏れの原因を解決することをお勧めします。
洗濯機で起こる水漏れには、いくつかの原因が考えられます。
代表的なものに、蛇口、給水ホース、アタッチメント、排水ホース、排水口、ニップル、パッキンからの水漏れが考えられます。
これらの接続部品から水漏れが起こる原因は、いろいろなものが考えられますが、今回の記事では詳しく触れることは控えておきます。
もし気になる方がいれば、インターネットなどで、「洗濯機 水漏れ 原因」と調べてみてください。
たくさんの記事が出てくると思います。
基本的に洗濯機は、蛇口をひねるとそこから水が出てきて、給水ホースを伝って洗濯機の中に入ります。
洗濯で使用された水は、排水ホースを通って、排水口へと流れていきます。
その過程のどこかに接続部分でトラブルが生じることで、水漏れが発生します。
先ほど、急いで水漏れ専門の業者に水漏れ修理を依頼すべきだとお伝えしましたが、もちろん無料ではありません。
ここで問題になってくるのが、洗濯機の水漏れの修理費用です。
何のトラブルもなく、洗濯機を使うことができれば、本来発生するはずのない費用です。
誰でも、この修理費用は安く抑えたいと思っているはずです。
それは当然のことです。今回の記事では、洗濯機の水漏れ修理費用をできる限り安く抑えるための方法を、6つご紹介します。参考にしてみてください。
洗濯機の水漏れが発生した時、まずはその洗濯機のメーカーに、修理を依頼することを考えましょう。
おそらく洗濯機を購入した際に、メーカーの保証期間についての説明を受けているはずです。
その保証期間の長さは、洗濯機のメーカーや購入した店舗によって異なるとは思いますが、この保証期間内であれば、メーカーの修理費を抑えることができます。
相場では、メーカーの出張修理は、自宅に来てもらうだけで、出張費用として6,000円ほどかかるケースが数多くあります。
そのため、この保証期間内であればメーカーの出張修理は検討の余地がありますが、保証期間を過ぎている場合は、修理費を出来る限り安く抑えたいという方にとっては、あまり良い選択肢とは言えないでしょう。
修理費用については、それほど他の業者と比べて大差はないのですが、この出張修理費が他の水漏れ業者と比べた時に大きな差となります。
もちろん、手元にある洗濯機と同じメーカーの担当者が出張修理に来てくれれば、部品が合わないや、あまり見たことがない機種だから詳しいことはわからない、などの無責任なトラブルを回避することができ、修理工程自体はスムーズに進むと予想できるので、より安心や信頼を求める方は、メーカーに修理を依頼することを考えても良いのかもしれません。
そんな当たり前のことを言われても…、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これは間違いなく修理費用を一番安く抑える方法の一つです。必要な部品や工具を自分で購入し、自力で直すことができれば、確実に節約につながります。
多くの人は、洗濯機が水漏れトラブルを抱えた時、すぐに専門の業者に依頼しようと考えますが、自分の力で修理することができればかなりの金額を抑えることができることは間違いありません。
部品だけを購入する場合、そこまで高価なものを買う必要はありませんので、2000円~3000円程度で済む場合もあります。
やはり、業者に依頼をすると数万円することもありますので、比べてみるとかなりの節約になります。
一度インターネットで、「洗濯機 水漏れ 修理 方法」と調べてみてください。
おそらく、かなり沢山のサイトが引っかかると思います。
今、皆さんに見ていただいてるこのサイトももちろんですが、洗濯機の水漏れ修理に関する情報をまとめているサイトは数多く存在し、自力で修理をしようと考えている人向けに、写真や画像を使って、わかりやすく解説してくれているサイトもたくさんあります。
少し時間はかかるかもしれませんが、しっかりと読み込み、正しい理解の上、自力で修理することができれば、これほど節約になることはありません。
ダメもとでも、水漏れしている原因がわかり、解決方法がわかり、自分の力で何とかなりそうだったらラッキー、そのような気持ちで一度、業者に連絡する前に、調べてみることをお勧めします。
急に洗濯機から水漏れが発生し、あわてて修理業者に連絡すると、「とにかく直してほしい」「一秒でも早く水漏れを何とかしてほしい」という思いが先走り、料金交渉しないままに、依頼をしてしまう方も多いのではないでしょうか。
もちろん、後に料金を提示された段階で、「もう少し安くならないのか」と、修理業者に相談することも可能ですが、今回の記事でお勧めする方法は、「問い合わせの段階で、明確にこちらの意図を伝える」ということです。
どういうことかというと、あなたは洗濯機からの水漏れが発生した際に、水漏れ修理業者をインターネット等で検索し、電話やメールにて問い合わせをおこなうと思います。
実は、この一番初めの問い合わせの段階で、現在の水漏れをしている箇所や原因などを明確に伝えることができるかどうか?が重要なポイントとなります。
水漏れの原因が蛇口からなのか、ナットの締め付け不足なのか排水ホースから水漏れをしているのか、給水ホースの劣化が原因なのか、排水口の詰まりが原因なのかなど、どこが原因で水漏れをしているのか「明確に伝える」ことができない限り、業者の方も「曖昧な返答」しかすることができません。
こちらから伝える情報が曖昧であればあるほど、業者からこちらに伝わってくる情報も曖昧にならざるを得ません。
ざっくりと、「水漏れ修理には、どれくらいの費用がかかりますか?」と質問をするだけでは、業者側も必要な処置が分からないまま、曖昧な見積もりを出すことしかできず、実際に自宅に来て、現場の水漏れの状況を把握した際に、状況が大きく異なり、費用も大幅にかさんでしまう、というトラブルも起こりかねません。
修理業者が電話による見積もり依頼を基本的に受けたがらない理由も、ここにあります。
水漏れによって気が動転してしまっている客の問い合わせでは詳しいことが分からず、元になる情報がないため、明確な料金を提示することができません。
これでは、修理を依頼する側も、修理する側の業者も幸せにはなれません。ここで重要なのが、「〇〇がポタポタ水漏れの原因となっていて、そこを交換した場合の費用はいくらかかるりますか?」と、明確な質問をすることです。
こういうと、素人目ではそんなことわからないと思われる方もいるかもしれませんが、先ほどもお伝えしましたが、今はインターネットで調べれば、数多くの情報が掲載されています。
あなたの家の洗濯機も、この世に一つしか存在しないものではないはずです。
蛇口、ホース、排水口、ネジ、基本的に全て既製品を使っているはずなので、あなたの家と同じ蛇口や排水口、ホースと同じタイプの水漏れ修理方法を紹介しているサイトがきっとあるはずです。
あなたの家の洗濯機が水漏れを起こしている原因を探ってみてください。
このように、修理が必要な箇所や部品が予め分かった状況で、業者に問い合わせをすることができれば、業者側からの見積もり提示も具体的な金額をもらうことができるため、その金額を見たうえで、もう少し何とかならないかと料金交渉することができます。
ここで、おすすめなのは、ただ単にまけてくれと伝えるのではなく、複数の修理業者から見積もりをもらった上で、交渉するということです。
いわゆる「相見積もり」です。
ここでも、具体的な修理箇所や水漏れ原因を伝えることができれば、相みつを取る全ての業者が一律の条件のもと料金提示できるようになるので、リストのなかから、一番安い業者を選ぶ、ということも効果的な経費節約方法の一つです。
また、最近では、相見積もりサイトも数多く存在します。
一つ一つの業者に電話やメールで状況を説明し、見積もりを依頼することは意外と手間がかかります。
その手間を一括してまとめ、複数の水漏れ業者に相見積の依頼をすることができるサイトがありますので、そのような水漏れ業者相見積もりサイトを利用することもお勧めです。
上記の通り、インターネット上で色々調べ、あなたの洗濯機の水漏れの原因がわかってしまえば、部品を自分で購入しておくことも、修理費を安く抑えるための方法のひとつです。
基本的には、依頼をした修理業者が部品を持参してくれ、その部品を購入し、使用することが一般的ですが、どうしても割高になってしまうのが玉に傷です。
例えば、事前にインターネットや家電量販店、ホームセンターなどで安く売られている際に、自分で購入することができれば、修理費用を抑えることができます。
このとき注意をしなければいけないのが、部品種類の買い間違いです。
自分で安い部品を購入したのはいいが、購入した部品の蛇口が規格と合わずに、取り付けることができなかった。
ホースの長さが足りずに結局つなげることができなかった。
そんな時間も経費も無駄な失敗をしないためにも、あらかじめ入念に確認しておく必要があります。
また、自分で購入した部品を業者の人につけてもらう場合は、あらかじめ業者の方に、その旨確認しておくことが必要です。
修理業者も人間です。基本的には、自分が持ってきた部品を購入してもらうことが当たり前だと思って修理にやってきます。
その時に、もうすでにあなたが部品を購入していた場合、修理自体はしてくれるかもしれませんが、業者側の売り上げは下がってしまうため、あまり良い印象を相手に与えることはないでしょう。
問い合わせをする際に、部品の型番なども伝え、「業者側に用意してもらった部品と交換する場合は、いくら費用がかかりますか?」と、ここも具体的な質問をしておくことが大切です。
業者によっては、自身で用意した部品を車に取り付けてもらう場合にも、作業工賃が発生することがあり、自分で購入した場合と、業者が持ってきたものを購入する場合で、あまり値段が変わらなかった、というケースもありますので、あらかじめ確認が必要です。
例えば、洗濯機の給水ホースから水漏れがあったとします。
本来であれば、給水ホースを交換することを考えると思いますが、交換するほどの必要がなければ補修のみしてもらい、費用を安く抑えるという方法があります。
もちろん部品を買い換えてしまえば、最も簡単で、最も早い解決方法ではありますが、補修するだけでも水漏れが直ってしまうケースも多々あります。
この方法を使えば、部品丸ごと交換する必要がないため、修理費用を安く抑えることができます。
これは給水ホースだけに限らず、蛇口や、排水溝、排水ホースにおいても同じことが言えますので、もし補修だけで水漏れの原因を解決することができるのであれば、最低限の修理で良い旨を、業者の方に伝えるようにしましょう。
業者の立場からすると、もし新しい部品の交換までは必要がなかったとしても、万が一のことを想定し、又はいやらしい話、売上のことを考え、部品の交換を勧めてくることがよくあります。
ここは一度冷静になり、すべて業者の言うことを丸呑みするのではなく、きちんと調べた上で業者の方と交渉するようにしましょう。
極論にはなりますが、修理するのではなく、洗濯機自体を買い換えるというのも一つの方法です。
洗濯機の水漏れは、修理したとしても、またすぐに水漏れを引き起こすことがあります。
これは修理が下手くそだったわけではなく、洗濯機そのものの劣化が原因で水漏れを引き起こしている、ということが考えられます。
もちろん新しい洗濯機を購入すると、数万円から十数万円以上の費用がかかるため、修理費用よりは確実に多くの費用がかかります。
しかし、洗濯機にも寿命が存在し、もう完全に劣化してしまった洗濯機を安く修理したとしても、また同じ水漏れを引き起こし、また修理をしなければならないという負のスパイラルに陥ることも考えられます。
どちらにせよ、いずれ新しい洗濯機を購入しなければならないのであれば、経年劣化がどこまで進んでいるのか、正しく洗濯機の状況を確認し、購入を検討することをお勧めします。
繰り返しになりますが、経年劣化が進んでいる洗濯機に、いくら水漏れの修理をしてもあまり効果がありません。
経年劣化が原因で水漏れをしている場合は、早い時期に買い換えることをお勧めします。
見出し2:洗濯機の水漏れ修理を安く抑える方法のまとめ
いかがでしたでしょうか。
洗濯機の水漏れ修理を、安く抑える方法を6つに分けて紹介しましたが、決して裏技的な方法があるわけではありません。
ある程度自分自身で知識をつけておき、臨機応変に対応することが必要です。
まず、水漏れが発生した際、原因や状況を正確に把握し、それを業者に正確に伝えることが必要です。
また、業者の言われるがままに、修理を完全に任せてしまうと、場合によってはやる必要のない工事まで進めて、請求してくるくる業者もあります。
先程の記事の中でもお話しましたが、業者側も商売でやっているため、ある程度は仕方のないことですが、そうならないためにも、ある程度自らインターネットなどで勉強し、知識をつけておくことが必要です。
水漏れトラブルは、一刻も早く治したいと思われるも多いと思いますが、まず一度落ち着いて、原因や状況を正しく理解し、どの程度修理にお金がかかるのか?何を修理することが必要なのか?自分の力で対応することはできないのか?などを、一度きちんと確認した上で、水漏れ修理業者に依頼することをお勧めします。
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