答えは、凍結している場所がどこなのかによって異なります。 凍結が起こる場所が反応を左右する ドレンパイプが氷柱化した場合 タンクを空にしても水が戻ってこない場合は、ドレンパイプが凍結しています。 バケツに水を入れ、少量のぬるま湯を繰り返し注ぎます。凍ったものが解けると、水が排出されます。 水道管が凍結している場合 レバーを引いても、リモコンのボタンを押しても何も起こらない場合は、タンク内に異常がないか確認してください。 タンク内に異常がなく、水が立っていて、凍結の疑いがある場合は、お風呂を沸かしてみてください。ぬるま湯をゆっくり流し、ドライヤーやカイロを水道管にセットしてタオルで覆っておくのも効果的です。 ただし、熱湯をかけたり、熱いドライヤーを近づけるなど、急激な温度変化は水道管に悪影響を及ぼします。また、トイレのタンクや便器の陶器は温度変化に弱く、特に注意が必要です。 ウォシュレットの温水便座洗浄で水が凍ってしまった場合。 部屋を暖め、吸水ホースや吸水接続部が徐々に解凍されるか、吸水ホースや吸水接続部が凍結して便座から水が出ない場合は、便座に水が溜まるまで待ちます。 熱風や熱湯で表面を傷つけないように注意してください。さらに、霜取り中に便器から水が溢れることがありますので、こまめに点検してください。 なお、メーカーが保証期間内にトイレを修理しても、流し台の凍結が原因でもたらされた故障は有償となりますので、ご注意ください。 一時的に直った後でも気になる場合は、生活水道センターにご相談ください。